北海道佐呂間町を事務所と札幌市のアトリエを拠点に、北海道を代表する建築家・五十嵐淳のサイト。建築紹介、住宅設計・新築・マイホームに関するご相談などにも応える。

jun igarashi architects
illustration by Midori Kambara
© 2002-2009 Jun Igarashi Architects

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色々な人に会う。

11月13日(木)、帯広へ。
夕方打ち合わせをして、
夜はとある場所で食事。
こんな世界もあるのだなと思う。

11月16日(日)、椅子の撮影をする為に、
車に椅子を積み北見へ。
色々と並べ替えながら撮る。
家具の撮影は初めてだったので、
少々勝手が解らず戸惑うが、
中々良く撮れたと思います。

11月18日(火)、旭川で打ち合わせ。
今後、見積り作業へ進む。
と同時に建築確認も進める。
真冬の着工となりそうだが、
オルドス100の案の延長線上にある作品なので、
完成が楽しみです。

11月19日(水)、静岡へ。
藤森照信さんの秋野不矩美術館を見る。
折角の静岡なので、
倉俣史朗さんのバーと、
西沢大良さんの教会も見ました。
感想はまた別に書きます。

11月20日(水)、東京へ。
午後3時より銀座にて、
平野敬子さん、松岡恭子さんなどと、
ある企画の打ち合わせ。
漠然とした会話の中から、
色々な事を想像させられる。
今後、長い時間を掛けて良いモノにしたいと思います。

その後、東京電機大学へ移動しレクチャー。
平野さん工藤さんも聞きに来て頂き、
少々緊張しながら話ました。
時間配分を考えず話てしまい、
話したい事の半分も言えず反省。
終了後、学生達と懇親会。
春にオープンデスクに来ていた学生や、
数年前にオープンデスクに来ていた学生
(今は構造事務所勤務)なども来ていてくれて嬉しい。

その後、松岡さんとおでん屋へ。
とても上品なおでんとワインを頂きながら、
企画について色々とお話しする。

12月21日(金)、午前10時に東大へ。
初めて東大に行きました。
原さん設計の校舎に到着し、
藤森さんのお部屋で対談。
しかし対談と言うか授業を受けているようで、
しかも色々と興味深く楽しい話がどんどん出てくる。
改めて自分の設計について見直す言葉も色々と頂く。
事前に秋野不矩美術館を見ていたのと、
藤森さんの本を読んでいたので、
より藤森さんの考えと言うかスタンスを理解できた。
本当に楽しく貴重な時間。
昼食を一緒に頂き解散。

午後1時30、高円寺の藤村龍至事務所へ。
竣工した時以来に見ると、
店舗のスーパーが入っていたり、
人が住んでいる気配がしたりと、
また雰囲気が変化している。
もっと雑多になっていくと、
この建物は化けるかも知れない。

藤村くんにインタビューを受ける。
と言いつつも雑談っぽくなってしまい申し訳ない感じ。
ワザと本音をブツけるように話しました。
どのような文章になるのか楽しみ。
こう言う対談と言うか会話は、
思考の確認や言葉から新たな認識や発見があり、
とてもとても有意義な瞬間でした。

11月22日(土)、横浜でハウスクエアのレクチャー。
橋本さん槻橋さんと合流後、会場へ。
何とか実作は全て解説するも、
プロジェクトは時間が無くなり解説出来ず。
ここでもオープンデスクに来ていた学生が数名来てくれてました。
終了後、懇親会。
ここでもレクチャー内容を掘り下げてくれる、
色々な意見を聞く事が出来、
楽しい時間を過ごす事が出来ました。
所用があり途中で退席しなければならなかったのが残念。

土・日は色々な展覧会を見て廻る。
東京都現代美術館では、
「ネオ・トロピカリア」はブラジルのアーティストを紹介。
リジアパペとミラシェンデルが好みでした。
全体としてサービス精神旺盛と言うか、
エンターテーメント性が強いと言うか。
国民気質がアート作品にも出るのか。
そんなことを感じました。

「森山大道 ミゲル・リオ・ブンラコ」は、
森山さんがブラジルを撮り、
ミゲルさんが日本を表現すると言った主旨。
森山さんの写真は意外にもどれも大きく引き伸ばされていて、
モノクロのコントラストが被写体の印象を更に増幅させている。

「サヴァイヴァル・アクション」は色々な作品が一挙に見れて楽しい。
大阪の仮設劇場でお世話になった、
藤本由紀夫さんの作品に出会えて嬉しかった。
石川直樹さんの写真は単純に美しいと思った。
足立喜一郎さんの作品は単純に楽しいと思った。
木村友紀さんはセンスが良いなと思った。
超有名どころの作品も幾つも展示してあり、
かなり楽しめる展覧会だと思いました。

アートは何処までエンターテイメント性を強化しても許されるのか。
これらの展覧会を見て思いました。

原美術館では、米田知子さんの展覧会を見ました。
写真はカメラを使い被写体を撮ると言う、
極めてシンプルな作業による表現ですが、
撮る作家によって作風が異なると言う、
とても不思議な表現だと思ってます。
米田さんの作品は以前から好きでファンだったので、
今回、生作品を見れるのを楽しみにしていました。
感想はと言うと、とにかくその美意識が好きなんだという事に
気がつきました。
個の美意識の表現。
これはとても大切で基本だと再認識出来ました。

代官山では若野桂さんの展覧会を見ました。
見た事のある作品を懐かしく眺めました。
やはり美しいイラストだと思いました。
入口のリーフレットの中に、
以前「原野の回廊」を撮って頂いた、
鈴木心さんのリーフレットを発見。
写真集が出るようで楽しみです。

ミッドタウンでは吉岡徳仁さんディレクション展を見る。
他の人の作品が申し訳程度の展示だったので、
会場を見た感想は、吉岡さん単独の展覧会で良かった気がした。
その吉岡さんの部屋は結構楽しめた。
ストローや光ファイバーによる空間は写真では何度も見ていたが、
実空間として何処まで効果があるのか興味があった。
今回、天井から光ファイバーがぶら下っているが、
チープな感じも無く、意外と心地よい空間となっていた。
もう1つ、ガラスのベンチも以前から見てみたかった作品なので、
座れるし美しい椅子だと思った。
ただポリエステルの結晶が増殖して椅子が出来ると言う作品については、
もう少し具体的な生成方法をビデオなどでは解説したほうが、
折角素晴らしい発見をした吉岡さんが、
何か誤魔化しと言うか子供だましみたいに、
一般人を引き込もうとしてように感じてしまい、
少し残念でした。
しかし圧倒的な発想と行動力は圧巻だと思う。

色々な人と会い、
色々なモノを見て、
それらを言語化しながら、
解釈していくと、
その言葉をキッカケに、
自身の思考のキッカケに繋がることが、
沢山あり、とても有意義だと感じる、
そんな時間を過ごせました。

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