北海道佐呂間町を事務所と札幌市のアトリエを拠点に、北海道を代表する建築家・五十嵐淳のサイト。建築紹介、住宅設計・新築・マイホームに関するご相談などにも応える。

jun igarashi architects
illustration by Midori Kambara
© 2002-2009 Jun Igarashi Architects

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大石くんのオルドスレポート①

北京空港

今回、五十嵐事務所の代表として行ってもらった、
大石君のレポートが届きました。
かなりの分量ですが、かなり面白い内容です。
8回に別けてアップ予定。
お楽しみ下さい。

Day 1 (24th June)

出発

5時起床。6時5分鶴舞発、6時7分金山着。6時12分金山発、
6時43分セントレア着。
6時50分には中国東方航空のカウンターの前に立っていて、
e-チケットを見せ搭乗券をもらい荷物を預け、
7時、保安検査場が開門すると同時に通過。
・・・フライト時刻は9時なのに。
国際線は2時間前が目安だって言ってたじゃん。

海外は2年半ぶりで、しかも、いったん保安検査場を通過すると
もう戻れないとか、そうゆうことは久しぶりでもう忘れていまして、
円を元に変えようと思っていたのに、
円を下ろす銀行がない。余裕が一転、早くもピンチです。
西川さんは4万円換えて行って多かったと言っていた・・・
さて、今回はどんなもんで足りるのかと考えてみる・・・
財布の中には2万5千円・・・。 ・・・まぁいっか。
とりあえずそれだけ元に換えて、節約旅行を心がけることに決定。

乗り換え

青島経由は知っていたけども、なぜか一度飛行機を下ろされる。
そこで入国手続き。
青島の空港で、乗り換えの飛行機に向かうため、
中国東方航空のお姉さんの指示に従って、ぞろぞろと歩いていると、
中国人の有名人がいたのでしょうか、
携帯のカメラを構えた若者がぞろぞろと着いてきて、囲まれる。
いちいちどたばたしていたら疲れます。

北京首都空港第3ターミナル

オリンピックに向けて造られたという北京首都空港第3ターミナル。
この空港、全ターミナルを合わせると世界一なんだそうな。
・・・さてどうだか。
12:55。僕が着いたのは第2ターミナル。
荷物受けから出たところで、
何と「ORDOS100」のプラカードを持った、
FAKEの若い中国人2人が待ち受けていました。
どうやら僕一人のために。びっくりです。
その2人に連れられて、第3ターミナルに向かうシャトルバスへ。
そのうちの1人、アレンという名の青年は、
日本に1年住んでいたそうで、片言の日本語でご挨拶。
シャトルバスに乗せられて、その方とはさようなら。
その後が長いこと。なるほどでかいね。
別の空港に向かってんのかっ!?って少し思ってしまいました。

集合場所の第3ターミナルのJエリアへは、16:00時集合。
まだまだ時間があるので、見学したいものの、
手にはでかいトランクと模型。
仕方なく、ターミナルのチェックインカウンターの全貌が
見渡せるところで、昼食をとりつつ時間を潰すことに。
ちなみにバーガーキング。他は高そうだったので。

15分前に集合場所に行くも、目ぼしい集団は全くいません。
さっきのFAKEの人が一人いたんで、
荷物を見てもらうことにしてちょっと見学。

集合時間30分過ぎくらいにようやく皆様が集合。
こうして眺めてみるとかなり大きな集団。
人種はめちゃくちゃ。ただ、
みんなが揃いも揃って段ボールの箱的なものを持っている。
怪しい集団です。

とりあえずまず、塚本さん、藤本さんにご挨拶。
オルドス行きのチケットを入手後、時間があったので、
日本勢プラス、
イギリス・ロンドンのシモン・コンドルさん
(あのジョサイア・コンドルさんの孫だそうで、驚きです。)、
スイス・バーゼルのクリスさん、
チリ・サンティアゴのアレシャンドロさんと食事に。
早速飛び交う英語に少々とまどうも、
コンドルさんと藤本事務所のKAZこと米田一晃さんの、
本気建築英語トーク以外はついていけました。
食事とはいうものの、皆様つい先ほど食事は済ませたとのこと。
どうするのかと思えば、
「じゃあ飲みますか!」というまさかの提案が塚本さんから。
・・・はい?と思えば、
まさかの「そうですね。」返事が藤本さんから。
結局ビールで乾杯です。
その間、KAZさんとアルコール45度の中国地酒に挑戦。
というか無理やり挑戦。はっきり言ってうまくなかったです。
後々、行きの飛行機には第一陣と第二陣があったということを
聞いたのですが、多分記憶がないのはその酒のせいですね。
たぶん。

オルドス着、ホテル着

オルドスに着いた頃には22:00を回っていました。
バスが2台お出迎えに来ていて、
乗り込むも、期待していた草原・砂漠の景色は
真っ暗で何も見えずお預け。
バスの中で資料を渡され、
目を通してみるとプレゼンは明日の16:30。
発表までの時間が、こうして現実味を帯びてくると、
少し緊張です。
ラスベガスのホテル・ミラージュを思わせるような、
噴水をたたえた公園の脇を通り過ぎ、
ネオンライトの照明に包まれた、
なんかけったいなホリデーインに到着。
オルドスのファーストインプレッションは、けったいでした。

部屋番号は2402。4階の部屋でした。
部屋は既に開けてあるから直接部屋に行って下さいとのこと。
僕の部屋は開いていたのですが、
僕の部屋の向い隣の、
イスラエルのおばちゃんの部屋は開いておらず、
一時荷物を僕の部屋に置いてくれって、
それで荷物を入れるとすたすたとフロントへ。
なかなか戻ってこない。・・・夕飯が。
部屋が開いてないって人が結構いたみたいで、
時間がかかってしまったそうです。
部屋はQueen sizeのベッドが2つに、
シャワーとは別にバスタブもついた豪華な部屋。
とりあえずまず、
模型の修復箇所がないかを確認。無事でした。

1/250模型

夕飯を食べて、
一通りホテルに並べてある作品を眺めて回ることに。
あれ?夕飯の話少なくない?というのも、
いたって普通だったのでさして書きません。
想像通りの一般的中華です。
強いて挙げるなら、ちょっと匂う羊の肉があったくらい。

プレゼンをする大会議室を覗くと、
1/250の模型を置く敷地模型が部屋のど真ん中に。
それを3重、4重と囲んで、長机が置いてあり、
それぞれの建築家のネームプレートが置いてありました。

1/250の模型は、1st phase の作品まぎれて、
ちらほら2nd phase の人達ももう作品を置いている様子。
部屋に戻って、模型と模型道具を手に、
もう一度大会議室へ。
ここが緊張の瞬間。
西川さんが定規片手に自ら計ったという
1/250の模型を差し込む窪みに、
我らの模型は入るのか。
差し込む瞬間は周りの皆様もFAKEも注目なんでしょうね。
視線とカメラがちょっと集まります。
大丈夫でした!すっぽり入って完璧でしたね。
アトリエ・ワンの模型は全く入らなかったようで、
関本さんがカッターを取り出して削る作業をしていました。
他にも削っている人は結構いまして、
ヤスリ持ってきていたりと、
大会議室は絨毯だというのに、
プレゼンを明日からに控えながらも、
早速よごれてしまっていました。
そこに塚本さん登場。どうするのかと思いきや、
関本さんから模型をちょいととると、
ここに切れ目を入れてと指示、
そして大胆にも建物の基礎部を「バリッ」って剥がして、
「ハイ、オッケー。」みたいな。
敷地にはめる、というよりは、
基礎がはがれて薄くなった地面の面が、
窪みを塞ぐように、乗っかっているという具合。
その作業を大胆にも皆様が見ている前で。
なるほど塚本さんとはこういう人か、と感心しました。

建築家だらけの雰囲気と、ホテルの豪華さ、
明日に控えたプレゼンにビビりつつも、あっさりと就寝。


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