北海道佐呂間町を事務所と札幌市のアトリエを拠点に、北海道を代表する建築家・五十嵐淳のサイト。建築紹介、住宅設計・新築・マイホームに関するご相談などにも応える。

jun igarashi architects
illustration by Midori Kambara
© 2002-2009 Jun Igarashi Architects

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雑記。。

昨日・今日と30℃を超える真夏日。
今年は寒暖の差が激しい北海道です。

6月23日(月)、夕方、遠軽町でクライアントと打ち合わせ。
大筋の方向が決り、今後は実施設計へと進みます。

事務所に戻り、電話で大石君とオルドス100の打ち合わせ。
近々、大石君にこのブログで、
オルドス100レポートをしてもらう予定です。

6月24日(火)、午後からAGCガラスと打ち合わせ。
現在、基本設計を進めている建物の、
ガラス部分のディテールや構成方法などを相談する。
後日、提案が届く予定。
この建物は面白くなりそうです。

夜は事務所にて佐呂間の家のお施主と打ち合わせ。
色々、細々と決定する。

6月26日(木)、午前8時にスタッフ2人と農家の家へ。
現地で新建築の山森さんと合流。

撮影開始と同時に良い空模様となる。
外観・内観を含めて70カット位を撮って頂く。
山森さんには過去10作品以上を撮影して頂いているので、
なんと言うか安心感があり心地よい。

お昼は訓子府の田舎蕎麦を食べる。
これはかなり美味しいお店でした。
夜はお施主さんが、
訓子府名物のソースカツ丼をご馳走してくれました。
午後8時過ぎに撮影が終了。
事務所でスタッフ2人を下ろし、
僕は札幌まで移動。

6月27日(金)、早朝便で仙台へ移動。
空港でレンタカーを借りて松島などを観光。

その後、阿部さんの菅野美術館にも立ち寄る。
素晴らしいロケーションに、
スゴイ質感のヴォリュームが建っている。
外部も内部も鉄板でカッコ良いし阿部さんの個性と言うか、
オリジナリティーに溢れた作品である。
ただ美術館として、また人が留まる空間として、
僕にはかなり辛い建築に思えた。
ここでも建築を思考するレンジには、
色々とあるものだなと思った。

6月28日(土)、午前11時に仙台メディアテークへ。

この日は「カルチュラルタイフーン」に参加。
http://www.cultural-typhoon.org/

司会の本江さんや一緒にシンポジウムする、
タノタイガさん、鹿野護さんらと挨拶し打ち合わせ。
昼食後、少し時間があったので、展示ブースなどを見学。
僕はパネル2枚と模型2つを展示。
パネルを展示している壁はかなり広かったので、
もう少し何か出来たと思うも、
A1パネル2枚は主催者側の指示だったので仕方ない。
模型は可愛らしい展示となりました。

午後1時よりシンポジウム開始。
各パネラーが各立場により、
「ローカルの創造性」について、20分ほどのプレゼ。
僕は、そもそもグローバルなど存在せず、
全てのローカルで生れた価値観が文化となること。
それらが、世界の舞台に上がった時、
文化の価値が問われ、グローバルへと繋がること。

このテーマを現在進行中のオルドス100とリンクさせ、
世界の建築家の中に身を置いた時、
日本のローカル、または自信のローカル性を強く意識したこと、
また、オルドスに住む人々のこと、
工事や工法とそれらを作る職人のこと、
寒暖の激しい環境と庭や植物の植生のこと、
これらを自分のローカルで読み解いた時に生れる建築について説明しました。

そして、環境や状況を読み解いた、
「そこにあるべきもののよさ」を探し出せた時、
本当に素晴らしいものが生れると言うこと。

メディアの発達により、
本当に良いものが出来たとき、
小声でも世界は十分に耳を傾けてくれること。
または、そっと霧の向こうにそれを置いておくくらいの、
メディアとのスタンスの方が丁度良いのかも知れない。

後半は各パネラーと、
司会の本江正茂さんの進行により、
コメンテーターの小野田泰明さん、
関本英太郎さんが各パネラーに質問する。

結局、創造する場所は各パネラー共に関係が無く、
良いモノを創造するという事が基本的な考え。
しかし、その創造は創造している場所の影響を受けるのも事実。

もう1つ、東京を仮に日本の中心だと呼ぶと、
それとの関係や距離感には注意が必要である。

しかし東京という場所も日本の、
または世界のローカルだという事を、
東京で活動している人々には忘れないで欲しい。
そして東京=日本だと言うような発言の仕方には抵抗がある。

このような議論後、
色々な定点(世界や東京など)や環境(ローカル・グローバル)
との距離感を見失わないようにすることが、
地方で活動する上で、もっとも重要である気がしました。

このような建築以外の人たちと接する機会は、
僕にとってとても刺激的であり、
建築の視座とは違うことを想像させて貰える、
とても貴重な体験となりました。

夜はメディアテークにて懇親会。

6月29日(日)、雨の中、仙台市内をフラフラする。
夕方便で札幌まで戻る。

6月30日(月)、札幌アトリエにて、
建築コンペサイトである、アキチアトラスを運営している、
弘田さんから六花亭コンペについてインタヴューを受ける。
http://akichiatlas.com/jp/
近日中にサイトにアップされる予定です。
インタヴュー後、佐呂間まで移動。

7月1日(火)、午前9時55分便で羽田へ。
空港で昼食後、湘南まで移動。
お施主さんのお宅に伺い打ち合わせ。
終了後、新橋に移動。
構造家の長谷川さんと打ち合わせ。
3物件の構造と今後のスケジュールを詰める。
打ち合わせ終了後、
新建築の斉藤さん、長谷川さんと僕で、
長谷川さんお勧めの焼鳥屋で飲む。
美味しいお店で、楽しく酔いました。
その後、終電でホテルに戻る。

7月2日(水)、夕方、女満別空港に到着。
昨日から新たにインターンが来る。
早速、色々と作業を手伝ってもらう。

先週は僕の代わりに、
名工大の大石君にオルドスでプレゼなどしてきて貰いました。
僕達の案は、オルドスの色々な環境を読み解きながらも、
独自の提案が出来たことで、
アイウェイウェイを始め、好評だったようです。
世界の建築家からは、
窓が全く無いと言うことに対する、
驚きや質問が多かったようで、
そのリアクションも含めて楽しいと思います。

早いもので7月に突入。
今月はかなり激しい日程で仕事が進む予定。
後半からはいよいよオープンデスクのシーズン到来。
今年は20名位の参加です。
楽しくも充実した夏にしたいものです。


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