北海道佐呂間町を事務所と札幌市のアトリエを拠点に、北海道を代表する建築家・五十嵐淳のサイト。建築紹介、住宅設計・新築・マイホームに関するご相談などにも応える。

jun igarashi architects
illustration by Midori Kambara
© 2002-2009 Jun Igarashi Architects

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200910«123456789101112131415161718192021222324252627282930»200912

色々なことがあった2週間。


本当に色々なことがあった2週間でした。
どう書こうか迷ったけれど、
やはり時系列で振り返ることにする。

11月10日(火)、インフルエンザに予防接種で町内唯一の病院へ。
とても混雑していて1時間ほど待って終了。

11月12日(木)、午後2時に女満別空港で、
広島の三分一博志さんと合流。
そのまま世界遺産の知床に向かう。
シーズンオフの知床五胡に到着。
誰も居ない静かな空間の中、
2人で夕日を眺める。

その後、佐呂間の事務所に移動。
スタッフ達を交えて事務所で鍋を囲みながら飲む。
色々と三分一さんの近況など聞きながら楽しい時間を過ごす。

11月13日(金)、午前中、佐呂間にて「矩形の森」「風の輪」「間の門」を見て頂き、
北見峠で昼食を取り旭川へ移動。
現場を見て頂いている間に僕は施工者と色々と打ちあわせ。
その後、夕方札幌まで移動し三分一さんをレクチャー会場まで送り届ける。
僕も車を置いてからレクチャー会場へ。
三分一さんのレクチャーを初めて聞くが、
筋が通っていて迷いが無く、
聞いていてとてもスッキリした気分になった。
建築に向き合う姿勢と言うか精神と言うか、
その真っ直ぐさを見習いたいと思った。
終了後、懇親会、2次会と飲む。

11月14日(土)、朝ホテルで三分一さんを拾い「光の矩形」へ。
その後「北大モデルバーン」「レーモンドの教会」を案内。
お昼になり何を食べようか相談していると、
三分一さんが蟹を食べたいと言い出し、
色々と調べて結局、中央卸売市場へ。
その場で毛蟹を茹でてもらい海鮮丼とともに頂く。
昼間からとても贅沢な食事でしたがとても美味しかったです。
かなりゆっくり食事をして後に小樽まで移動し、鰊御殿を見学。
僕も初めて行きましたが、
小樽水族館の横にある方はかなり面白い建築でした。
夕方、千歳空港に向かう。
飛行機ギリギリに到着し三分一さんは真っ直ぐ登場口へ。

僕はその後、北海道組の打ちあわせに参加。
ブログでもお知らせしたイベントの詳細打ち合わせ。

3日間、三分一さんとみっちりとお話し出来たのはとても有難かった。
ブレ無く迷いの無い三分一さんの姿勢はカッコイイ。
それが建築にも現れているから皆を魅了するのだ。
6年前に初めてお会いして以来、
遠いので中々実際に会う機会は少ないけれど、
僕にとっては1つの大きな定点である三分一さん。
とても大切な存在である。

11月15日(日)、朝便で東京へ。
空港でモタモタしてから飯田橋へ移動。
藤本壮介さんのパーティーに出席してきました。
会場にはかなり豪華なメンバーが集結。
美味しい料理と楽しいトークも飛び出し、
素敵な時間を過ごすことが出来ました。
藤本さんに初めてお会いしたのが10年前。
僕がまだ1つも作品を発表出来ていない時に、
初めて出会った同世代の建築家でした。
それ以来、僕にとってもう1つの大きな定点である藤本さん。
その定点がドンドン大きくなっていくのを感じつつ、
それがとても励みになるのです。
お招き頂きありがとうございました。

パーティー終了後、藤村くんと日比谷まで移動し、
乾さんの新作を見学させて頂く。
向えには村野さんの日生劇場があり、
背後には日比谷公園がある、
とても目立つ場所に建っている。
公園のゲートのようにも見える。
夜の見学だったので今度は昼間に行ってみようと思う。
その後、飯田橋に移動し平田さん中山さん吉村さん藤村さん長谷川さんらと軽く飲む。

11月16日(月)、昼頃までホテルでゆっくりしてから、
六本木へ移動し深澤さん藤井さんの展覧会を見学。
その後、ギャラ間に行くが休館日。
日・月・祝日が休みだったのを忘れていた・・・・。
羽田に移動し千歳まで移動。

11月17日(火)、札幌から旭川へ移動。
午後1時から完了検査を受ける。
会社の窓から現場が見えていたらしく、
大変そうな工事だったねと言われる。
午後2時からお施主さんを交えて現場検査。
付箋を貼りながら細々とダメ直し箇所をチェック。
夕方まで色々と現場で打ち合わせ後、
旭川空港へ移動し、そのまま羽田へ。
午後11時過ぎにホテルにチェックイン。

11月18日(水)、午前9時に「湘南の家」に到着。
新建築の山森さんと合流し撮影開始。
午前中は雲が多かったので室内を中心に撮影。
午後から晴れて外観を撮影。
スムーズに午後3時ころ終了。
僕は羽田に向かい夜に旭川空港到着。
スッカリ雪景色になっていた北海道。
アイスバーンの中、佐呂間まで移動。

11月20日(金)、夜に大同大学の学生から電話が来る。
珍しいなと思い出ると、信じられない言葉が電話の向こう側から聞こえてくる。

山田幸司さんの訃報の知らせであった。

正直、何のことか理解するまで少し時間がかかる。
色々と話を聞くと事実のようで、信じられないと言うか信じたくない。

その後、名古屋工業大学の北川啓介さんからメールが届く。
ツイッターでも悲しみにコメントが続いているのを見て、
やっと事実なのだと言う実感が沸き、
「悲しさ」と言うよりは「淋しさ」がジワジワと沸き起こる。

僕は山田さんとは数回しか実際にお会いしていない。
1度目は東北大での山田さんのレクチャーを聞いたとき。
そしてその後の懇親会で突然始まった建築系ラジオの収録。
何が何だか解らなかったが、山田さんが聞き手だと、
何故だかすんなりと色々な話が出来た気がする。

それがキッカケで、大同大学にレクチャーに呼んで頂き、
再び懇親会で収録が始まる。
そして遅くまで飲んだ。

最後にお会いしたのが夏に仙台に打ち合わせで行っていた時、
偶然、建築学会で仙台に来ていた山田さん達と合流し飲みながら、
やはりラジオの収録が始まった。

こう振り返ると、たった3回しかお会いしていない。
でも何故だか昔から知っている気分にさせてくれる人だった。
僕の一方的な感覚だが、
山田さんとは、どこか自分と生まれ育った環境や学生の頃の過ごし方など、
親近感を覚えることが多い存在だった。
山田さんが発する波長に、僕は何だかとても安心感を感じていた。

12月に名古屋工業大学に非常勤で行くので、
勝手にまた一緒に飲めるのかなぁ、などと想像していた。

数年前、親しい後輩が亡くなった。
その時もそうであったが、勿論とても悲しいのであるが、
それ以上にとてもとても「淋しい」気持ちになった。

山田さんにもう二度と会えないと思うと、とても淋しい。

11月21日(土)、朝事務所を出発して旭川へ。
午後1時より引渡し。
その後、取り扱い説明などが夕方まで続く。

11月22日(日)、午前9時よりオープンハウス開始。
午後5時で終了し後片付け後、天金で夕食を食べ、午後9時過ぎに事務所到着。

気が付くと今年もあと1ヵ月ちょっと。
とにかく前向きに頑張ろうと思う。


建築を話そう ~ 建築学生作品レビュー2009 のお知らせ。


建築を話そう

12月に開催する、

Architecture December 2009/ ROUND ABOUT JOURNAL

の連動企画として、

建築を話そう ‐建築学生作品レビュー2009 ‐

が開催されます。

詳しくはホームページを見て欲しいのですが、
北海道の学生諸君、
是非、応募して下さい!!
そして有意義な時間を共有しましょう!!

Architecture December 2009/ ROUND ABOUT JOURNAL


Architecture December 2009

お知らせです。

12月9日から12月18日の日程で、
札幌で建築の展覧会を開催します。

Architecture December 2009/ ROUND ABOUT JOURNAL

です。

会期中には、
藤村龍至さんのレクチャーや、
ROUND ABOUT JOURNAL vol.10 の公開収録などが予定されています。

詳しくはホームページを御覧下さい。

開催に向けて、
参加建築家と共に北海道組のメンバーなど学生も、
頑張って準備しています。

会期中は是非、会場に足をお運び下さい。
今後も会期が近づきましたら、
色々とお知らせします。


湘南の家、再掲載。

日経アーキ2009年11月

日経アーキテクチュアに「湘南の家」が再掲載されました。


YouTube に動画を載せてみる。

最近、現地調査や現場や建築見学に、
出かける時に持ち歩くのがこれ。
アマナダ
写真も良いのですが、
映像だと現地の雰囲気を鮮明に思い出せます。
先日のワタリウムでの対談で、
音をお土産にパリから持って帰ってきたと、
阿部海太郎さんが言っていて、
写真も思い出になるが音や臭いも記憶に関係するのだと、
ハッとさせられました。

amadana の SAL とても便利です。

これで撮影した「house m」の現場動画を、
YouTube に載せてみました。

YouTubehousem

[house m 1/2]

[house m 2/2]

ちょっと長いですが、
空間の雰囲気が伝わると思います。