北海道佐呂間町を事務所と札幌市のアトリエを拠点に、北海道を代表する建築家・五十嵐淳のサイト。建築紹介、住宅設計・新築・マイホームに関するご相談などにも応える。

jun igarashi architects
illustration by Midori Kambara
© 2002-2009 Jun Igarashi Architects

Blog

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「とびらプロジェクト」がスタート。


とびらプロジェクト

とびらプロジェクト」のホームページが開設されました。

このプロジェクトは、2008年に開催された実施コンペ「六花の森 Tea House Competition」で、
最優秀賞に選ばれた「草原の大きな扉」の建設を支援する非営利のプロジェクトです。

発起人である川勝真一氏・岡田栄造氏・山崎泰寛氏と設計者の中山英之氏と共に
アドバイザーという形で参加させて頂きます。

今後2010年度中を目途に、この建築にふさわしい場所や、条件にかなう新たな施主、
事業主を探しだし、「草原の大きな扉」の実現を目指しています。

建設費が一千万円程度のこの建築は、
有志の活動でプロジェクト化することが可能であると考えられ、
寄付を経費とし、事業主を選定していきます。

この活動は、建築の実施コンペに対する問題提起であるとともに、
若手建築家が実作を生むチャンスを拡げていく社会的なアクションでもあります。

是非多くの方々のご協力・ご賛同を宜しくお願い致します。

北海道組のホームページが開設。


北海道組

建築学生同盟 北海道組 のホームページが開設されました。

今後も色々な活動の告知や報告が更新される予定です。

http://hokkaidogumi.com/

建築夜楽校 2009


10月に日本建築学会のイベントに参加します。

-建築文化週間2009-

建築夜楽校2009
テーマ:データ、プロセス、ローカリティ
    ——設計プロセスから地域のアイデンティティを考える

主旨:

建築設計のCAD化が進んだ1990年代以降、設計技術の「情報化」が叫ばれ、
コンセプトレベルではコンピュータ・アルゴリズムをはじめとする設計プロセスに
関する議論が盛んに行われたが、実務レベルでの応用が難しいとされてきた。
ところが近年、設計環境のグローバリゼーションにより、実務レベルで3次元CAD、
BIMの導入が盛んになされてきており、技術的な前提の変容に伴って設計プロセ
ス論は再び転換期を迎えていると言える。他方、社会学等で度々指摘されている
ように、地域社会の空洞化に伴う地域アイデンティティの喪失=「郊外化」は著しく、
風景の固有性はますます失われつつある。これらの変化は共に90年代以降の重
要な社会的変化であることは認識されつつあるが、両者の関係を具体的に論じた
建築学的な議論はあまり見られない。

そこで本企画では、「データ」「プロセス」「ローカリティ」をキーワードに、「情報化」を
「郊外化」の原因として遠ざけるのではなく、情報化によってもたらされた知見を郊外
化に対抗するためのコンセプトとして捉え直すことで、建築の新たな社会的役割につ
いて考える。

第1夜:データとプロセスの関係について考える

日時:10月1日(木)18:00~20:30(開場17:30)

パネリスト:

中山英之(中山英之設計事務所主宰)
小嶋一浩(CAtパートナー・東京理科大学教授)
山梨知彦(日建設計設計部門副代表)

コメンテータ:

難波和彦(東京大学教授・難波和彦+界工作舎代表取締役)
江渡浩一郎(産業技術総合研究所研究員)

モデレータ:

藤村龍至(藤村龍至建築設計事務所代表・建築文化事業委員)
濱野智史(日本技芸リサーチャー)

第2夜:プロセスとローカリティの関係について考える

日 時:10月8日(木)18:00~20:30(開場17:30)

パネリスト:

五十嵐淳(五十嵐淳建築設計代表・北海道)
家成俊勝(dot architects共同主宰・大阪)
井手健一郎(rhythmdesign主宰・福岡)

コメンテータ:

古谷誠章(早稲田大学教授・NASCA主宰)
鈴木謙介(関西学院大学社会学部助教)

モデレータ:

藤村龍至(前掲)
濱野智史(前掲)

会場:建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20)
定員:300名(当日先着順)
参加費:無料

問合せ:

日本建築学会事務局出版・普及事業グループ 鎌田
TEL 03-3456-2056  
E-mail kamata@aij.or.jp

詳細は下記アドレスにて。

http://www.aij.or.jp/jpn/symposium/2009/bunka2009ky.pdf


色々と見る。


先週末は東京でした。
色々と見てきました。

久しぶりに藤本壮介さんの事務所にお邪魔する。
8年前の小さな事務所スペースからすると、
一体何倍になったのだろうかと言うほど巨大なフロアーに、
相変わらずの巨大模型やスタディ模型がゴロゴロと並ぶ。
スタッフも随分と増えて15名くらい。
その他、学生や外人の研修生も大勢居て、
相変わらず活気に溢れた雰囲気。
色々と現在取り組んでいるプロジェクトを説明してもらう。
彼の姿勢には本当に見習うところが多い。

石上純也さんの事務所にも伺う。
こちらもユッタリとしたワンルームのフロアーに、
フレキシブルに作業スペースが点在する。
石上さんのデスクもフレキシブルに移動すると言うのが面白い。
静寂の中で作業が続いている雰囲気。
刺激的である。

どちらの事務所も広いフロアーが印象的で、
フロアーが広いと出来る事柄も色々と変化するのだと実感。
お忙しい中、お邪魔しました。

美術館やギャラリーも色々と廻りました。

東京都現代美術館では大西麻貴+百田有希展を見る。
洞窟を洞窟のまま躊躇いも無く作ってしまう姿勢、
迷いも無く思い浮んだ思考を形にしているようなプロジェクト達。
その素直と縛りの無い自由さに、
新しい可能性を感じました。
今後もドンドンと変化していくのでしょう。

同じ清澄白川エリアのギャラリーにも足を運ぶ。

タカ・イシイギャラリーでの、
平田晃久さんの展示はチープになりがちなこの手の展示にも関わらず、
その場を完全に空間にしていて、
完成度も高く知的で美しいと思った。

hiromiyoshiiギャラリーでは、
若手建築家の模型が展示販売されていた。
藤本さんのは3つあり既に2つが売れたそうで凄い。
特に印象的だったのは中村竜治さんの作品、
とてもとても繊細でやはり際立って美しい。

小山登美男ギャラリーでは「建築以前・建築以後」が開催中。
菊竹清訓さんの生スケッチは見応えある。
妹島和世さんの犬島プロジェクトも初めて見れたので良かった。
特に凄いなと思ったのが、西沢立衛さんの住宅のスタディ模型。
狭小敷地における考えうる提案の全てを完全制覇した上で、
何者にも寄り付かない新たな方向を見出しているプロセスを辿る事が出来、
かなり興奮しながら見学。

銀座へ移動し煉瓦亭で食事してギャラリー小柳へ。
ここでは石上純也さんと杉本博司さんの作品が展示されていました。
この会場で偶然、中村竜治さんにお会いする。
少し話しが出来て良かった。

表参道ではアーキテクトジャパン2009展を見る。
巨大なマンガの展示は印象的だったが、
その内容は僕には解りにくかった。
展示では平田さんの美術館の模型を覗き込むと、
とても良い空間が展開されていそうで可能性を感じる。
古谷さんの仙台メディアテークコンペ案の生模型を見られて、
構成や空間を把握でき貴重。
ヨコミゾさんの富広美術館の模型も貴重だと思った。
場所立地は素晴らしいが、
意外とコンパクトな空間に窮屈に展示されているのが少々残念な感じ。

六本木では国立新美術館で野口里佳さんの展示を見る。
昔から野口さんの写真が好きで、
今回はかなりの作品数が展示されており、
とてもとても充実した内容。
とにかく美しい作品群。
展示方法もその美しさを無理のない手法で展開されていて心地よい。

この美術館に初めて行ったのだが、
アトリウムが以外とコンパクトで驚く。
その分、展示の空間は巨大で天井高さも十分だしフレキシビリティもある。
アーティストとしてはこのような展示空間の方が、
辺に窮屈にデザインされた建築家の美術館より使い良いのかなと想像。

更に森美術館ではアイ・ウェイウェイ展を見る。
豪快というか明快というか単純というか、
わぁー現代アートだなぁーと言う印象。
裾野広く楽しめそうな展示が続く。
小難しくなくて良い気もするが、
何か物足りなさも感じる。
作品1つ1つの質感はとても良かった。
昨年参加したオルドスプロジェクトの資料も少し展示されていたり、
アイ・ウェイウェイ本人の雰囲気やオルドスの空気感を思い出す。
建築プロジェクトのコーナーもあり、
見たことの無い建物もあり楽しい。

沢山の展示空間を体験した1日でした。
作品のサイズにもよりますが、
事務所も美術館も空間は広ければ広いほど良いのかな等と思う。

日曜日は日経アーキテクチャの撮影取材で湘南の家へ。
生活も落ち着き良い感じです。
撮影は吉田さんに網走以来撮って頂く。
仕上がりが楽しみ。

東京は蒸し暑かったが、北海道に戻ると寒いくらい。
もう秋です。



北海道の住宅の未来を考える。


北総研イベント

北方建築総合研究所が主催するシンポジウムに参加します。
「北海道の住宅の未来を考える」と題して、
簡単なレクチャーの後、シンポジウムが開催されます。

詳しくは下記アドレスを御覧下さい。
http://www.hri.pref.hokkaido.jp/090914sapporo.html

午前中の北総研の研究発表も含め、
とても勉強になるイベントだと思いますので、
是非参加してみて下さい。

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